スロパチまとめ777

パチンコ・スロットのまとめサイト「スロパチ777」です。パチスロ好き記者による記事や最新機種の評判評価、攻略情報等をまとめています

スロパチまとめ777

規制が厳しくなかったあの頃を懐かしむ!平成のパチンコ人気機種 ~平成元年~平成10年~

   

規制が目まぐるしく変わる中、その時代に応じた人気機種が数多く生まれてきました。
パチンコを遊戯したことのある方なら、「あの機種好きだったな~」「〇〇のゲーム性楽しかったよね~」と様々な思い出があると思います。
ここでは、そんな懐かしい思い出とともに、私たちの胸を熱くしてくれた数々の名機を振り返っていきたいと思います。

平成元年~平成10年に導入されたパチンコ人気機種

業界初のカラー液晶搭載!「麻雀物語」

機種名:麻雀物語
導入:平成3年
メーカー:平和

パチンコ機の演出といえば、それまではドラム・ドット・7セグがメインでした。
平成3年に登場した本機は業界初のカラー液晶を搭載し、見たことのない演出の数々でユーザーを驚かせました。

さらに、保留玉連チャンも大きな魅力の一つ。
通常の大当たり確率は1/240、大当たり終了後の保留玉は大当たり確率がなんと1/16という破格の数値。
保留玉は4個だったので、連チャンの期待はかなりありますよね!
大当たり後4回転のドキドキ感は、さぞたまらなかったことでしょう。

連チャン機の代名詞!「花満開」

機種名:花満開
導入:平成5年
メーカー:西陣

通常の大当たり確率に設定が3段階あり、一番低い確率は1/308。
確変図柄は3と7の2種類で、確変突入率は2/15、2回ループ。
通常確率での確変突入率はかなり厳しめですが、一度確変に入ってしまえばこちらのもの。
確変中は3と7の出現確率が2/5にハネ上がる為、平均連チャン回数は5.44回にもなるのです。

さらに通常大当たりでもガッカリすることなかれ。
保留1個目に連チャン性があり、確率は12.3%で引き戻しへの期待大でした。

人気がありすぎて増産を繰り返した大ヒット作!「黄門ちゃま2」

機種名:黄門ちゃま2
導入:平成6年
メーカー:平和

超有名ドラマのタイアップかと思いきや、オリジナルの本作。
通常の大当たり確率は1/394.3と聞けば、そりゃあ爆発力に期待しますよね。
確変図柄は3、7、印籠、黄門、姫の5種類で確変率は1/3、2回ループ。
キャラ図柄でも猫と城は通常図柄・・・ちょっと勘違いしそうです。

人気の理由は爆発力だけではなく、キャラとリーチアクションも魅力的でした。
キャラリーチは、弥七・八兵衛しりもち・八兵衛ジャンプの3種類。
リーチ信頼度は弥七が約16%、八兵衛しりもちが約2%、八兵衛ジャンプが69%でかなりメリハリがありました。
八兵衛ジャンプがスカった時は、さぞガッカリしたことでしょう。

「海物語」はココから始まった!「CRギンギラパラダイス」

機種名:CRギンギラパラダイス
導入:平成8年
メーカー:三洋物産

言わずと知れた「海物語」シリーズのマリンちゃんが初登場した本機。
これまで図柄は縦スクロールが主流でしたが、横スクロール5ラインとなったことで演出がかなり豊富になりました。
なんと言っても、リーチ成立後に画面を横切る「魚群」は胸を熱くしますよね!

通常の大当たり確率に設定が3段階あり、一番低い確率は1/257。
確変突入率は1/2、1回ループで実は爆発力は他機種より劣っています。
では何が魅力だったのかというと、時間効率の良さでした。
保留玉が3個以上になると、デジタル回転時間がなんとたったの3.2秒!
なんの期待もできない待ち時間ほどイラっとするものはありません。
釘が甘ければサクサク回ってくれる時間効率の良さは、さぞありがたかったことでしょう。

ホール内にドル箱の山を築いた機種といえばコレ!「大工の源さん」

機種名:大工の源さん
導入:平成8年
メーカー:三洋物産

確変突入率は1/3、2回ループとはいえ、通常の大当たり確率が最低設定で1/438.5とかなり低い本機。
何が出玉を量産したかというと、「確変終了後に時短100回転」という大サービスが加わっていたことです。
時短中に確変を引き戻すことさえできれば、ドル箱の山がハイ出来上がり!

出玉性能の良さだけではなく、液晶演出もまた魅力的でした。
リーチアクションが多彩で、クレーン・お祈り・コンベア低速&高速、さらに全回転リーチで興奮度は最高潮!
クレーンリーチは図柄を何回まで持ち上げるかで期待値が変わり、コンベアリーチは低速か高速かで期待値が激変しました。
確変中に通常図柄でコンベアリーチ高速になってしまった時のガッカリ感は半端なかったことでしょう。

連続予告が何よりも魅力!「モンスターハウス」

機種名:モンスターハウス
導入:平成8年
メーカー:竹屋

名機を多く輩出した平成8年の締めを飾る機種がコチラ。
可愛いモンスターキャラに心を鷲掴みにされた人も多かったのではないでしょうか。
通常の大当たり確率は1/367、確変突入率は1/2、1回ループの本機。
爆発的な出玉こそないものの、確変終了後の時短100回転がついているので、初当たりで確変を引ければ連チャンへの期待がありました。

本機の魅力はなんと言っても、個性的な液晶演出です!
連続予告のツルツルアクションは、大当たりへの期待値が上がるだけではなく、なんと確率変動の可能性まで高いという手に汗握る演出でした。
また、液晶画面下部の地中からゾンビの手が突然出てきて大当たり!という演出には、知らない人はさぞビックリどっきりさせられたことでしょう。

超有名アニメとのタイアップで大人気!「ルパン三世」

機種名:ルパン三世
導入:平成10年
メーカー:平和

これまでギャンブル性の高い機種に魅力が集中してきましたが、パチンコ業界の定めである規制が厳しくなったからこそ生まれたともいえる本機。
通常の大当たり確率は1/330.5、確変突入率は1/2、1回ループと聞くと普通に思えるかもしれませんが、なんと言ってもネックだったのは連チャンが5回までという制限。
確率変動さえ引き続ければ・・・というパチンコユーザーの夢を打ち砕く衝撃の規制でした。

誰しもが出玉への期待が持てなくなり、パチンコ打つの止めようかな~なんて、パチンコユーザーが激減してもおかしくなかった当時。
ルパン・ザ・サード♪
誰でも1度は耳にしたことのあるフレーズが有名な、説明不要の大人気アニメとのタイアップで話題を博したのです。

今でこそ当たり前となったタイアップ機ですが、当時としては珍しいことでした。
出玉での客寄せができなくなったからこそ、誰もが知っている人気キャラクターでユーザー離れを少しでも食い止めようと必死だったのではないでしょうか。
そして目論見が功を奏し、それまでパチンコを打ったことのなかった人々までもパチンコ店に呼び寄せ、客足激減の危機に陥りかけたパチンコ業界の救世主となりました。

不二子ちゃんが出現すればチャンス!というお馴染みの法則もココから。
チラリと見えるパンツの色が黒だと激アツ!という、一瞬見逃しそうな細かな演出もファンの心をくすぐりました。

まとめ

導入が平成10年までの人気機種を一気にご紹介してきました。
業界初!の機能や画期的な演出が魅力的な機種が数多く生まれ、人気を博しました。
紹介してきた機種の全てに後継機があることも、当然の流れでしょう。

頻繁に変わる規制の中でユーザーに楽しんでもらおうと、メーカーさんが知恵を絞って生み出す機種の数々。
メーカーさんの努力に感謝しつつ、平成11年以降はどんな面白い機種があったかなぁ~と更に振り返っていきたいと思います。

 - パチンコ